【大学受験生インタビュー】成蹊高校 S.Fくん
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【大学受験生インタビュー】成蹊高校 S.Fくん



2025年5月20日投稿
2025年5月20日更新

2025年度入試も多くの生徒が素晴らしい結果を残してくれました。

今回は、久我山教室より成蹊高校出身のS.Fくんにインタビューを行いました。

この春、第一志望である慶應義塾大学に進学します。

高校入学当初には考えてもいなかった大学に合格したSくん。高校3年間を振り返り、その成功の要因を語ってくれました。

ぜひご覧ください。

S.Fくん×神宮先生

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合格につながった最大の要因とは?

神宮先生(以下、じ):慶應義塾大学商学部合格おめでとう!

S.Fくん(以下、S):ありがとうございます!本当に信じられないです。

:中学生の頃から指導してきた身からすると、本当によく頑張ってくれたなと思います。改めて、合格に一番つながったのは何だと思いますか?

S:一番大きかったのは、これが確定的だなと思うんですけど、高1の頃から定期テストにきちんと取り組んでいた、ということですね。

:おー、やっぱりそうなんだよね。

S:最初は指定校を取るつもりはなかったので、そこまで頑張るつもりはなかったんですけど。

:まぁある程度取れていれば内部進学もあるしね。

S:それもあると思います。ただ自分自身は定期テストが割と好きでやっていました。直ぐに結果が出るので。

:一般入試と比べるとね、それは間違いないね。

S:そうなんです。頑張ったらきちんと結果がでるし。

:やっぱりそうなんだよね。この前東京科学大学に合格したY君にもインタビューをしたのだけど、定期テストで点数を取るのは、むしろ当たり前という感覚だったからね。

:それは中学校から?

S:中3の時にプラスジムに入塾してからです。中2までは全然勉強もせず、やり方もよく分からなくてオール3でした。

:あーそうだったんだ。

S:中3の定期テスト前の自立学習で、こうやって勉強すればいいんだ、ということがわかって。それが楽しくて、高1でも継続して取り組むようになりました。

:それが偉いよね。高校生になってやらなくなる人って多いから。

S:そうなんですよね。周りでもやらなくなっている人が多くて。でもそんなに気にはなりませんでした。

:なるほどね、それは何か理由があって?

S:中学校の自分に戻りたくなかった、というのが大きいですね。

:あぁなるほどね。

S:堕落していた自分に戻りたくなくて。中1・中2ぐらいの。でも中3で変われたから、そのままでいたいなと思って多分やっていたんだと思います。

:なるほどね、そういうマインドだったんだね、面白いね。

S:その時は、正直指定校を取るためにやっていた訳じゃなくて。実際高1の時とかもそんなに成績は良くないんですよ。確か8.4ぐらいで。

:なるほど。

S:本当だったらもっと高くないといけないんですよ。でも本当にその時は狙っていませんでした。高2の成績でもしかしたら指定校だせるかもと思いました。

:高1の時から内申点もどんどん上がっていったもんね。

S:本当にちょっとずつ上がっていきました。0.2ずつぐらい。

:地道な努力の積み重ねが実を結んだね。

志望校を決めた経緯を教えてください

:最終的に慶應に決めた理由を教えてもらえますか?

S:一番大きいのは部活でしたね。

:部活頑張っていたもんね。

S:将来の夢とかやりたいことが全く見つからないから、大学を決められなくて。でもある程度のとこに行かないと将来苦労するかな、と思いました。

:なるほど。

S:だから高3の6月ぐらいまでは、受かりそうなところに出せばいいやって思っていました。

:なるほど。そこからでもなんで慶應になったの?コーチが変わったとかそういう訳じゃないよね?

S:コーチが変わったわけではなくて。最後の大会で負けて。それが悔しすぎて辞められないなって。

:あぁそういうことか。

S:自分が行けそうな大学に出してたら、多分あと四年間、部活では頑張れないと思ったので。

:そしたらまた悔しい思いするかもね。

S:それなら水球が強い成蹊大学の内部進学の方が良いかなとも思って。

:なるほどね。その時に指定校で出願しようと思っていた大学はどこだったの?

S:上智でした。でも、そこで水球を続けるのは少し違うと感じました。

:なるほどね。でもそれで慶應ってなったのは何で?

S:成蹊大学生で良くしていただいている方がいて、その方の応援に行っていたんですよね。そのとき隣でめちゃくちゃ上手い人達がいて、そこが慶應だったんです。

:すごいね、運命的な出来事だね。

S:元々成蹊高校から慶應大学に進学した先輩が居て、その方に話を聞きました。慶應大学の水球部は、スポーツ推薦を取っていなくて、8割ぐらいが高校から始めた人たちみたいで、それでここまで上手くなるんだって。自分もここで練習したらここまで強くなるかもしれないと思って、慶應大学に行こうと決めました。

:なるほどそういう経緯だったんですね。

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プラスジムの良いところ

:プラスジムの良いところを教えてください。

S:先生達がラフなので、それで結構生徒達は本音を話せていたと思います。それが一番大きかったと思います。

:確かにそうだよね。先生と生徒の距離はかなり近い塾だよね。

S:あと先生からコミュニケーションを取ってきてくれるところが良かったと思います。

:最初はうっとうしいなと思う生徒もいるかもしれないけどね(笑)

S:ははは(笑) でも最初にそれがないと、生徒は心を開かないと思います。

:そうだよね、その通りだと思います。

S:あとは学習面談で生活面のことを支えてくれたのもありがたかったです。本音が話せるから、部活の話、例えば練習のモチベーションが低い人がいて、とか。

:その話聞いたことある気がする。

S:そうだと思います、結構話していたので、そういう部分で結構勉強のストレスとかも軽減されていたと思います。

:それは良かった。塾としては、生徒一人一人に寄り添って、というスタンスではあるから、ぜひ話を聞いてあげて下さい、とは言っています。

S:勉強だけじゃないというところがありがたかったです。

:嬉しい言葉ありがとうございます(笑)

S:あとは自分のペースに合わせて指導してくれるところもありがたかったです。水球部の練習とか学校行事で忙しい時期も、無理なく続けられるようにサポートしてもらえました。

:大変な時期もあったと思うけど、続けられたのはすごいよ。

S:先生たちがすごく親身で、ちゃんと話を聞いてくれたのが大きかったです。もちろん勉強面でも、神宮先生が先生方にアドバイスなどをしていたのが、かなり心強かったです。

:そうだったんだ(笑)

S:安心感と信頼がすごかったです。

:それは嬉しいですね。

S:神宮先生が言っているから間違いないな、って。勉強法とか的確に答えてくれるし、リスニングの勉強法とかも助かりました。

:そうだね、伝えたことがあったよね。

S:もちろん他の先生方もすごい実績の方々ばかりで、質問とかへの返答についても、誰に聞いても的確な答えが返ってくるのがすごいと思いました。

:そうだね。よく考えたらうちの先生達の実績やばいからね。

S:そうなんですよ。理系科目とか、秒で答えが返って来たりとか、そういう科目指導の力があることも安心感に繋がっていました。

後輩に一言メッセージをお願いします

:最後に後輩の生徒達にメッセージをお願いします。

S:はい。目の前のやるべきことから逃げずに、コツコツと努力を積み上げてほしいです。

:ありがとうございます!これは合格の決め手の時に話してくれたことでもあるよね。コツコツ頑張って実力をつけていたら、知らず知らずのうちに慶應大学が射程圏内に入ったっていう。

S:そうですね。でも自分は勉強以外でも、部活でもこの言葉の大切さを感じています。

:部活にも活かされているんだ。実際部活では最初はどうだったの?

S:最初は一番ドヘタで、コーチから諦められているぐらい下手だったんですけど(笑)

:なるほどそうだったんだ。どこから開花したの?

S:高2ぐらいからです。自分から上手な人たちにたくさん聞いたり、水球の動画をみて研究したり、とにかくたくさん練習をしました。結果、だんだん力がついてきた感じです。

:それはすごいですね。

S:ただ慢心もあったので、教訓としてもコツコツ積み上げていくことの大切さを伝えたいですね。

:なるほど。だんだん力がついてきて、

S:それで、すぐに調子に乗ってしまうというか……。

:なるほどね。そう感じたことはあるの?なんかパフォーマンス下がっちゃったな、とか。

S:高校の部活でパフォーマンスが下がったとは思わなかったけど、大学に入ってから少しでも自分のことを上手いと感じてしまっていたことが恥ずかしいなと。

:なるほどね。

S:今は、大学の部活で自分は一番下手で、出来ないことが多いです。振り返ってみると、高校時代に技術の練習だけでなく、後輩や周りとの接し方など日々もっとできることがあったんじゃないかなと思ったりもします。

:なるほどね。そういうことか。

S:勉強と部活どちらも毎日の積み重ねで着実に進歩したという実感があるので、成績だったり技術であったり、何でもコツコツ積み上げていくことが一番大事だということを伝えたいです。

:素晴らしいメッセージの数々ありがとうございます!これでインタビューは終わりにしたいと思います。ありがとうございました!

S:ありがとうございました!


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